ケ?ヶ?が?【クルマの話】・・・住所や名前は住民票や印鑑証明書の記載通りに!

略字を使わない

当地、帯広市には、「自由が丘」という地名があります。お隣の音更町には「雄飛が丘」という地名もあります。どちらも、ひらがなの「が丘」の表記になっています。一方、例えば名古屋市には「自由ケ丘」という地名があります。大きなカタカナの「ケ丘」ですね。鈴鹿サーキットがある三重県の鈴鹿市には「自由ヶ丘」という小さなカタカナの「ケ丘」があります。

どれがいい悪いということはもちろんありませんが、自動車の登録や車庫証明においては、やはり正確な記載を求められます。姓名にある「齋藤」の「齋」の字などもたくさん種類あがりますが、基本的には自分の戸籍上の文字を使うことになります。いわゆる異体字ですね。

こういう表記方法は実務家泣かせで、口頭で言われただけだとパッと書けないこともしばしばあります。身内に「恵」という字を使う名前がいて、本人も「恵」と書くのですが、遺産分割協議書を作成するときに、印鑑証明書を見て「惠」という旧字体を使っていることが分かり、作成し直したことがあります。身内の案件だったからいいようなものの、ご依頼されていてそれだとお詫びに回らないといけなくなります。

ですので、ご依頼に際しては住民票や印鑑証明書のコピーなどを確認させていただくことがありますので、ご協力いただけると幸いです。

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