車庫証明を管轄するのは警察署ですが、やはり地域によって少しずつ違いがあります。使用の本拠の位置と住所が違うことは、大都市ではよくあることですが、十勝ではあまりありません。マンションなどでも敷地内に少なくとも1台分の駐車場が確保されていることがほとんど、場合によっては2台分あることもしばしばあります。
その一方、どこの地域でも共通して言えるのが、「表札」です。防犯などの意識の高まりなのか、玄関や郵便受けにお名前を出していない方が非常に多くなっています。マンションなどの集合住宅でも戸建てでも、表札がないと使用の本拠として確認ができません。その結果、管轄の警察署の調査員から確認の電話が何度もかかってくることになります。確認できないと再申請を余儀なくされるケースもしばしばあります。
当社でも車庫証明取得のご依頼をいただく際には現地の確認を行いますが、その時に当然表札も確認させていただきます。出ていない場合には、お願いする旨の紙を投函させていただいておりますが、十勝の広尾郡を管轄する広尾警察署の場合、午前中に提出した申請についてはその日の午後に現地の調査を行うので、間に合わなくなるおそれがあります。
いつでも電話対応できる方ならともかく、お仕事中などで電話対応できない方もいらっしゃるでしょうから、車庫証明を申請するまでに表札はご用意いただければと思います。それほど凝ったものである必要はありません。
また、自動車販売店様からも、お車を買われたお客様が車庫証明を必要とされる場合には、当地では表札を必ずチェックされる旨、お伝えください。
十勝の車庫証明の交付の目安と調査の日程は以下のとおりです。（車庫、表札の状況によっては遅れることがありますのであくまで目安にしてください）
帯広署：提出日の翌日に現地調査→翌々日朝から交付（月曜日提出の場合は、火曜日に調査、水曜日朝に交付）
池田署：帯広署と同じ
新得署：帯広署と同じ
本別署：提出日の翌日に現地調査→翌々日の午後から交付（月曜日提出だと水曜日午後からの交付になります）
広尾署：午前中提出→当日午後に現地調査→翌々日朝から交付（月曜日午前提出だと水曜日朝からの交付）
午後提出→翌日現地調査→翌翌々日朝の交付（月曜日午後の提出だと木曜日朝の交付です）
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