維持費の安さや取り回しの楽さで人気の軽自動車。1人に1台、車を必要とする十勝では、セカンドカーなどで使われる方がとても多いです。ハイトワゴンなら居住性も高いですし、4WDの車であれば雪道でもそう困ることはありません。坂道の多い地域を走行するには少しパワーが足りないと感じることもあるでしょうが、平野の多い十勝なら、それほど困ることもないでしょう。
維持費も、平成27年4月1日以降の登録車両であれば、自動車税(種別割)は10800円ですし、燃費についてもリッター当たり15km~20kmは走る車がほとんどです。スタッドレスタイヤ代も3万円前後で済むこともあると思います。
そんな軽自動車ですが、車庫証明がいらない、と言われることがあります。普通車の場合は、名義変更や新規登録の際は、運輸局に提出する書類の中に車庫証明書が含まれていますが、軽自動車の名義変更や新規登録の手続きは、添付する必要はありません。
ですが、何の手続きもしなくていいわけではありません。お住まいの地域(十勝の場合は帯広市)によっては、軽自動車であっても保管場所を確保していることを届け出る必要があります。十勝管内の場合は、帯広市全域が届け出を義務付けられています。ですので、名義変更や登録が完了したら、車庫の位置を帯広警察署に届け出る必要があります。(帯広市以外の16町2村は必要ありません)
必要な書類は、以下のとおりです。(帯広署では車検証のコピーの提示が求められています)
①申請書(3枚1組)
②使用承諾書/自認書
③配置図・付近図
④車検証(コピー可)
申請書が3枚1組のことを除けば普通車の車庫証明と同じですが、交付は普通車より1日早く、翌営業日の交付になります。法定費用は550円。これもステッカーが廃止されれば不要になるかもしれません。
配置図や付近図を作成した上で、2回警察署に行くのは難しいという方は、弊社でも承っております。午前中に資料を受け取った場合は、その日に提出が可能ですので、お気軽にお申し付けください。午後着でも特急対応をご希望の方は、事前にその旨お知らせください。
使用者の方の住所などの情報とお車の情報については、メールやLINE、FAXで送っていただいても構いません。但し、車検証をFAXされる場合、孫コピーを使いますと、文字がつぶれて判読できなくなってしまいますので、コピーを繰り返したものをお使いになるのはお控えください。記録事項も一緒にご送付いただけると大変助かります。
なお、使用承諾書については、こちらで作成するものではありませんので、必ず原本をご送付ください。管理会社などから使用承諾書を取得代行する場合は、別途料金を頂戴します。
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