物流問題を考える~事務所への配達ではなく、留め置きサービスを活用しています

物流の「2024年問題」をいう報道をご存じの方も多いと思います。長時間勤務になりがちなドライバーの労働環境を改善するために、残業規制などを行うことで物流に支障が出るという問題です。その助けと言うわけではありませんが、当社では、郵便局や営業所の留め置きサービスを活用することにしました。

郵便局や営業所の留め置きサービスを活用しています。

現実的な影響として、配達の遅れやバスなどの減便につながっているのが大きな理由です。

これまで、当社に書類をレターパックや宅配便で送っていただいた場合、だいたい午前10時過ぎ、遅くとも11時には配達されていました。14時くらいに午後便が配達されていたので、1日2回受け取っていたわけです。ところが最近では11時過ぎの配達か、場合によっては午後に配達されるケースが増えてきました。要するに、1日1回の配達になることも増えてきていることになります。

これについては、やむを得ないものと考えております。少なくとも配送側を非難するような話ではなく、きちんと届くだけで十分と考えるべき時代なのだろうと思います。方向性としては誤ってはいないでしょう。

ただ、自動車の登録書類を受け取ってから、支局で登録を済ませてナンバープレートを受け取り、税申告を終えるまで、どんなに早くても1時間弱はかかります。混雑していれば1時間以上かかることもしばしばです。支局やナンバープレートの交付窓口は12時~13時までお昼休みですから、11時過ぎに書類を受け取った場合、午前中の登録は間に合いません。10時過ぎなら余裕があっても、1時間遅れると午後の登録になるということになります。

13時に登録申請した場合、14時~15時の間に事務所に戻ってきて、午後の配達があった場合、それからもう一度支局に登録に行くことになります。15時に出て順調に行ってもすべて完了するのは16時ギリギリです。支局の登録窓口は16時までですから、混雑具合によってはその日の登録が完了できないということになります。

帯広運輸支局のHP(外部リンク)

自動車の登録は、お客様(買主)のご希望、あるいは決算や税金の関係から、非常に納期がタイトになることがしばしばあります。届いたその日に登録して発送して欲しい、というご要望をいただくわけですが、上記の理由から極めてタイトになってしまいます。というよりも、書類が未作成の状態で受け取った場合は、即日登録はなかなか難しいということになってきます。

当社としましては、ご依頼者様のご要望には極力お応えしたいと考えております。ですので、配達を待つのではなく、郵便局やヤマトさんの営業所まで受け取りに行くことにしました。そうなると10時前に受け取れることが多くなりますので(郵便局や営業所までへの配送過程で遅れが出る場合はもちろんあります)、即日登録できる体制をある程度維持できるかと思います。

即日登録をご希望でご依頼いただく場合には、作れる書類はご作成の上、ご送付いただけると大変助かります。あるいは、事前に車検証(予備検査証・登録識別情報)や印鑑証明書をメールやLINE、FAXで送っていただければ、税申告書などはあらかじめ作成しておけますので、その分早く登録に出られます。

宛先の書き方などはこちらのページをご参照いただければと思いますが、留め置きをご利用の際は、必ずご一報ください。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

なお、佐川急便さんについては、営業所が遠いため、今のところ留め置きの利用は考えておりません。あしからずご了承ください。

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