軽自動車の車検証が変わります~1月から車検証が電子化されました

軽自動車車検証

普通車については既に変わっているので、自動車販売店様などにおいては特段の違和感はないかと思いますが、1月から軽自動車の車検証が電子化されました。

これまでのA4サイズからぐっと小さくなって、A6+αのサイズとなります。A6サイズぴったりの大きさではなく、ICチップの格納スペースの分だけ横幅が大きくなっていて、縦がA6、横はA5に近い大きさになっています。普通車の車検証が薄い水色なのに対して、軽自動車の車検証は薄い緑色になっています。

ICチップの読取りは、マイナンバーカードと同じICカードリーダーで行うことになります。スマホのアプリもありますので、読取り自体はそれほど難しくはありません(出先で印刷するとなると、ちょっと手間かもしれません)。

読み取った情報がPDFとcsvファイルで出力されます。我々のような行政書士や自動車販売店などにおいて移転登録書類などの作成ソフトを使う際は、csvファイルで出力してソフトにインポートするといった作業が必要になりますが、一般的にはPDFで保存することになるかと思います。タイトルが全角で表示されるのが個人的にはちょっと違和感があります。

使用者の名前などは記載されていますが、所有者の名前や住所などはICチップに格納されていて、券面に印刷はされていません。車検の満了日も印刷されていないので、実際の運用としては、車検証に加えて「車検証記録事項通知書」という車検証のICチップに記載されている情報を読み込んでプリントアウトしたものと一緒に保管することになりそうです。保管すべき書類が2つになっただけのような気がしますね。

軽自動車の場合は、車庫証明の取得は必要ありませんが、「保管場所の届出」は必要です。これを放置されている方が意外といらっしゃいますので注意が必要です。また、軽自動車の自動車税は市町村税ですので、普通車とは少し違う手続きになります。これも税申告書を手書きしないといけないのは何とかしてもらいたいところです。

ちなみにですが、軽自動車の規格は、排気量が660cc、全長が340cm、全幅が148cm、全高が200cm以下でる必要があります。どれか一つでも上回っていると軽自動車にはなりません。同じく小さい車として有名なFiat社の500C(チンクチェント)は排気量はその名の通り500ccですが、全長が357cm、全幅が162.5cmですので軽自動車にはなりません。

ともあれ、帯広の場合は、運輸支局と軽自動車協会が隣接していますので不便は感じませんが、離れた場所にあったりする地域もあるそうです。十勝で良かった。

手続きがご面倒な方はご依頼ください。保管場所の届出書類もご依頼いただければ一緒に作成可能です。

軽自動車・普通車の登録や車庫証明の手続きはこちらから

普通車の車庫証明の詳細はこちらへ

軽自動車協会帯広事務所のページ(外部リンク)

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